献血の後の筋トレを詳しく解説
目次
献血の後の筋トレ
私は半年に1回ほど、献血に行きます。400ml献血です。血液を提供するだけで社会貢献になるので、積極的に参加しています。
看護師が、「男性はむしろ血液が余っているから、献血をするくらいがちょうど言いのよ」と言うので、まあ個人差はあるでしょうが、真に受けて、積極的に献血しています。
ところで、筋トレ好きの私としては、献血と筋トレの関係は気になるところ。献血は筋トレに悪影響はないのか、献血の後に筋トレしても問題ないのか?直後は?次の日は?
この辺りを身をもって経験したので、共有します。
献血の前の筋トレ
献血の日の筋トレは、筋トレを献血の前にするのか、献血の後にするのかで話が変わります。
まず筋トレを献血の前にする場合。これは問題ありません。実際、ある日の午前に筋トレをして、その日の午後に献血に行きましたが、特に体に異変はありませんでした。
筋トレをして体を追い込んで、その状態で血液を抜くと急に気分が悪くなるのではと言う心配もありましたが、特にそう言ったことはありませんでした。また、献血では実際に献血する前に、献血に耐えられるかの血液検査があるのですが、そこでも特に引っかからず、献血お願いしますと言われました。
献血の直後の筋トレ
次に、献血した後、その日のうち筋トレする場合。これはNGです。献血を主催する日本赤十字の公式の指示でも、「献血の後は、マラソンや水泳など激しい運動は控えてください。」とあります。激しい運動ですから、筋トレも同様です。
血液が減少した直後、正にその時に激しい運動は、体調を崩すことが目に見えています。さらに筋トレは他のスポーツと違って、筋肉そのものを強く使うので、献血で損傷した血管や周りの筋肉が回復していないうちにさらに損傷することになり、内出血などの症状が出てしまいます。
私自身、献血の後、その日のうちに筋トレをしたことがありません。絶対に控えます。
献血の次の日の筋トレ
では、献血の次の日の筋トレはどうなのか。日本赤十字の公式の指示では、次の日まで激しい運動を控えてくださいとはありません。ですので、公式としては問題なしとされています。
しかしながら、私自身、献血の次の日にがっつりビッグスリーをやった経験では、大きな問題はないものの、あまりお勧めはできません。理由は、パワー不足です。
例えばベンチプレス。私の現在のベンチプレスは60kg×10回×5セットですが、献血の次の日は1セット目から10回できず、8回でした。献血によるパワーダウンを感じて、重量を50kgに下げたところ、ちょうど10回×5セットできました。
つまり、ベンチプレスだと10kgのパワーダウンです。
スクワット、デッドリフトも同様でした。いつものレップ数×セット数を行うために、重量を10kg落とす必要がありました。
また、筋トレが終わった後も、いつもの爽快感はなく、体がだるく、不快でした。
ですので、献血の次の日の筋トレは、やれないことはないが、無理にする必要はなく、もう1~2日置いて、ある程度血液が回復してから筋トレするのがお勧めです。
あとがき
献血と筋トレの関係。
筋トレは継続することが最重要なので、献血に行くとしても、筋トレを休みたくありません。献血と筋トレの関係は気になるところです。
日頃、仕事や学校の予定に筋トレをうまく組み込んでいるところで、さらに献血の予定を入れるとなると、更にその計画の重要性が増します。
例えば、いつもだと筋トレを土曜にしているところが、その週末は献血の予定も入れたい。となると、土曜に献血→日曜に筋トレは悪循環なので、その週末のみ、土曜に筋トレ→日曜に献血に変更する、と言う具合です。
筋トレはただ筋トレをするだけでなく、効率良く筋肉を増やすために、食事の段取りや日頃のスケジュールの調整など、いろいろ頭を使います。この「調整力」が筋トレの副産物でもあり、生活のいろいろな場面で役に立ってきます。
筋トレは、ただ筋肉を増やすだけでなく、あなたの人生を豊かにします。