腹筋REDレビュー
目次
腹筋RED概要
筋トレDVD/教材がたくさんある中で、腹筋REDは腹筋に特化した筋トレ教材です。6つに割れた腹筋を手に入れる方法です。
一般アンケートで、体のどこを引き締めたいかと言う質問に対して一番多かった回答が「お腹」。世の中の皆さんが一番悩みを持っているのが「たるんだお腹」です。これを解決するために開発された筋トレ教材が腹筋REDです。
6つに割れた腹筋を効率良く手に入れるため、腹筋の筋トレと食事法が解説されています。本編がPDF132ページと動画多数、それに特典があります。
販売者
腹筋REDの販売者はMen's dietのyoshiさん。筋トレDVD/教材のベストセラー「筋トレ大百科」の販売者でもあります。ボディービル東京オープン出場の経験を生かして筋トレのトレーナーとなり、多数のクライアントを成功に導いている実績があります。
腹筋RED詳細レビュー
?
書店にある、当たり障りのない薄い内容の“筋トレ教本”には書いていない、くっきりと割れた腹筋を作るための方法を解説しています。
腹筋REDの特徴は、腹筋の可動域にこだわっているところです。関節の可動域ではなく、腹筋の筋肉としての可動域です。この腹筋の可動域ちょうどで腹筋の伸縮・伸長を繰り返すことで腹筋への負荷を最大限にして、一般的な腹筋の筋トレより効率良く腹筋が付くと言うノウハウです。上体をバッタンバッタンと上げ下げするだけではありません。
また、筋トレメニューは初級・中級・上級が揃っていて、レベルアップしても継続して使えるようになっています。これは作者yoshiさんの筋トレDVD/教材すべてに共通した特徴でもあります。
食事編について。これは秀逸です。割れた腹筋を手に入れるには筋肉を付けると同時に、それを覆っている体脂肪を落とさなければなりません。その理論を満たす、効率良く筋肉を増やして体脂肪を落とす食事法が解説されています。
しかし一方で、腹筋REDは腹筋専用の筋トレなので、筋トレ編は腹筋の筋トレ法のみの解説で、全身の筋トレは網羅されていません。厳密には本編の最後に付録的に少し腕を太くする方法と、購入後の購入者通信で自重による大胸筋を鍛える方法が追加で届きますが、いずれも本編と比べるとおまけ程度です。
また、体脂肪を落とすには食事法と有酸素運動の組み合わせが良いのですが、有酸素運動については少し理論がある程度で、具体的な有酸素運動の方法が不足しています。
腹筋REDをカワムラ基準で辛口チェック
実際に筋肉はしっかり付くか?
筋肉はしっかり付きます。腹筋の可動域全域で負荷を掛ける方法で他の筋トレよりも効率良く筋肉が付きます。ただし、腹筋限定です。他の部位の筋トレはありません。
価格は内容に見合ったものか?
腹筋に限定した内容でこの価格は高いと思います。
筋トレのモチベーションを上げる方法はあるか?
食事編に少しある程度です。文字通り「少し」です。作者yoshiさんの他の筋トレDVD/教材ではしっかりあるのですが、腹筋REDでは内容を腹筋に特化すると共にモチベーション維持についても省かれているようです。
腹筋REDのメリット・デメリット
デメリット
- 腹筋専用の筋トレ法であり、全身の筋トレは網羅していない。
- モチベーションを維持する方法の解説はない。
こんな人にはおすすめできません
- 全身の筋トレをしたい人。
- 食事法は不要な人。
- モチベーション維持も筋トレDVD/教材任せの人。
メリット
- 腹筋専用の筋トレ教材として非常に充実した解説。
- 筋トレと同じくらい重要な食事法もしっかり解説。
- 初級者~上級者まで各レベルに対応。
こんな人におすすめです
- 腹筋の筋トレだけ集中して行いたい人。
- 筋トレと食事法の両方で攻める高い効率を求める人。
- 6つに割れた腹筋を必ず手に入れると言う気持ちの強い人。
総合評価
70点 まあまあ教材
腹筋の筋トレ法としてはクオリティーが高く、ベーシックな初級者用筋トレから高度な上級者用筋トレまでを、PDFと動画で分かりやすく学べます。食事編も秀逸です。
しかし、やはり全身を網羅していないところに物足りなさを感じます。有酸素運動の解説にも不足を感じます。
また、腹筋に特化しながら7,980円は高いと思います。同じ作者なら、全身の筋トレを網羅してランキング1位の筋トレ大百科の方がオススメです。腹筋REDを買って腹筋だけ実践するより、筋トレ大百科を買って全身の筋トレを実践する方がカッコいい体になれます。全身を網羅する分、腹筋REDより高いですが、その価格以上の価値があります。
腹筋REDは、全身の筋トレをある程度マスターした上で、さらに腹筋だけを極めたい人にのみオススメできる筋トレ法です。