対抗筋(拮抗筋)
「対抗筋」とは、体の部位で対抗し合う筋肉を言います。
関節を曲げて、伸びる筋肉に対して縮む筋肉のことを言います。例えば、腹筋に対して背筋、上腕二頭筋に対して上腕三頭筋と言うことです。
筋トレにおいては、この「対抗筋」が1つの重要な要素となります。体のバランスの話で、例えば腹筋ばかり鍛えて、対抗筋の背筋を鍛えずにいると、体全体としてのバランスが悪くなります。
また、弱い片方が強い他方について行けずに、筋肉のスムーズな動きを妨げてしまいます。なので、なるべく対抗筋も意識して筋トレするようにしましょう。
対抗筋について具体的に例を挙げると、
・腹筋 ⇔ 背筋
・上腕二頭筋(力こぶ) ⇔ 上腕三頭筋(力こぶの裏側。いわゆる二の腕)
・大腿筋(太ももの表側) ⇔ ハムストリングス(太ももの裏側)
と言った具合です。
対抗筋もきっちり意識して筋トレすることにより、バランスの取れた美しい筋肉になります。