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ホームジムを徹底レビュー!

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筋トレラボのカワムラです。

目次

ホームジム

筋トレをジムに通ってやっていましたが、コロナ感染防止のために、ホームジムに変えました。今では感染を気にすることなく、筋トレを快適にできています。そんなホームジムとはどのようなものか、紹介します。

仕上がりはこんな感じです。

ホームジムを作ろうと考え始めたとき、3つの条件がありました。

1つ目は、筋トレBIG3ができること。やはり筋トレと言えばBIG3で、とても効率の良い筋トレメニューです。ホームジムでよくあるパターンの「ダンベル+ベンチ」ではBIG3はできません。必然的にバーベルが必要になるのですが、やはりBIG3は筋トレの鉄板で、外せませんでした。

2つ目は、シンプルかつ省スペースです。ホームジムを設置するのは自宅の自分の部屋です。元々普通の部屋にスペースを確保して作るので、広さは限られています。また、多くの筋トレ器具を置くこともできません。筋トレ器具の種類をシンプルにして、省スペースにする必要がありました。

3つ目は、価格が安いことです。お金を出せばいくらでも良い設備は整えられます。しかし、普通のサラリーマンで筋トレに何十万円も出せません。なるべく安くする必要がありました。

ホームジムの3条件
  • 筋トレBIG3ができる。
  • シンプルかつ省スペース。
  • 価格が安い。

この3条件を元に、選んだ筋トレ器具をレビューします。

GronG(グロング)バーベルスタンド

ホームジムで、まずは主役となるのが、一番大きいバーベルスタンド。

ホームジムで筋トレBIG3ができる器具を考えたとき、まずはバーベルの台をどうするかということでした。ガチでパワーラックにするか、省スペース狙いでハーフラックにするか、最小限のバーベルスタンドにするか。とにかくバーベルを扱える台を多数調べて、最終的にはバーベルスタンドに決めました。

その中でも最も良いと思ったのが、GronG(グロング)のバーベルスタンドです。

理由は、筋トレBIG3を快適にできる、省スペース、価格が安い、の3つです。

良い点

筋トレBIG3を快適にできる

ホームジム用のバーベルスタンドはたくさんありますが、BIG3を最も快適にできるのがGronGバーベルスタンドです。

スクワット

一番の特長はスクワットの快適さです。

ホームジムでBIG3を行う場合、最も気を遣うのがスクワットです。バーベルの高さが一番高く、バーベルを落としたりつぶれたりしたときの体や室内の被害が一番大きいからです。

まず、スクワットのスタートポジションについて。GronGバーベルスタンドは、バーベル受けを141cmの高さまで上げることができます。これは身長177cmの私でちょうど良いスタートポジションです。

また、左右のパーツを連結する横方向フレーム(下の画像の赤い横棒)がバーベル受けよりも奥側にあり、スクワットのスタートポジションで邪魔になりません。

他メーカーでは横方向フレームがバーベル受けの真下にあり、スクワットのスタートポジションで足がその横方向フレームが当たってとても邪魔になります。

また、セーフティーバーが90cmまで上がります。これは、スクワットでパラレルまでしゃがんだときにちょうどバーベルのバーが当たる高さです。スクワットで万が一つぶれてもそのまま安心してセーフティーバーに任せることができます。

他メーカーのセーフティーバーは高くても70cmまでしか上がらず、つぶれてからバーベルをセーフティーバーに任せるまでの落差が大きく、安心して任せられません。

以上のスクワットの快適性は他メーカーにはない良い点です。

ベンチプレス

次に、ベンチプレスです。GronGバーベルスタンドのセーフティーバーの長さは他メーカーより長い34cmで、つぶれたときも安心で、ストレスなく追い込めます。セーフティーバーの高さも調整できて、本番セットでは邪魔にならず、かつ、つぶれたときにバーベルが体を圧迫しないちょうど良い高さに調整できて、これも快適です。

他メーカーはセーフティーバーが短かく、最終レップでつぶれたときにうまくセーフティーバーに乗せられないので、ベンチプレスに集中できません。

デッドリフト

デッドリフトについては、床引きデッドリフトならバーベルスタンドは関係ありませんが、私の場合、ハーフデッドリフトを行うので、セットのスタート位置が膝のやや上辺りにあることが快適です。

GronGバーベルスタンドではセーフティーバーをちょうどその高さに調整でき、バーベルをセーフティーバーに乗せておくことでそれを実現できます。

しかも、セーフティーバーの高さが、ベンチプレスのときのセーフティーバーの高さと同じでそのまま使えるので、高さ調整をする必要もなく、快適に種目を移行できます。

省スペース

GronGバーベルスタンドは横幅を調整できるので、自分に必要な最小限の幅にすることで、部屋のスペースを無駄に取ってしまうことがありません。パワーラックやハーフラックなら、形状が固定なので、こうはいきません。

私の場合、ベンチ・スクワット・デッドとも同じ幅にしており、1度横幅調整した後はずっとそのままです。いちいち調整する手間がありません。

また、高さについても、スクワットのときのみ支柱を高く伸ばして、ベンチ・デッドや、普段使用しないときは支柱を下げておき、高さについても無駄に空間を圧迫することがありません。パワーラックやハーフラックのような圧迫感がありません。

価格が安い

価格について、パワーラックは10万円以上がザラで、ハーフラックも5万円超えが多いですが、バーベルスタンドは1~2万円です。BIG3ができるバーベル台の中では最安です。その中でもGronGバーベルスタンドは価格が安く、15,480円です。

他メーカーでもう少し安いのもありますが、数千円程度安くなるだけで、それよりも使い勝手が良いことを考えると、その差額以上の価値があると思います。また、色合いが黒を基本としていて良いということもあります。

GronG バーベルスタンドの良い点まとめ
  • 筋トレBIG3を快適にできる。
  • 省スペース。
  • 価格が安い。15,480円。

悪い点

横方向でぐらつく

悪い点として、横方向の揺れに弱いです。スクワットでバーベル受けを一番高い141cmにしてバーベルをセットしたとき、前後方向はほとんど揺れないのですが、横方向に力を加えるとゆらゆら揺れます。

ただ、筋トレするときに横方向に大きな力は加えませんし、スクワットのスタート時に少し横方向に揺れる場合がありますが、その程度では軽く揺れるだけで、フレームが折れたりバーベルがスタンドから外れる気配は全くありません。なので、悪い点と言うよりは、気になる点と言える程度です。

その他、悪い点や気になる点は特に思い付きません。

GronGバーベルスタンドの悪い点まとめ
  • 横方向でぐらつく。

組み立て

GronGバーベルスタンドの梱包サイズは88x86x12cm、梱包重量は26kgです。開梱して並べると、このように部品がバラで入っています。

組み立ては、丁寧に行って約1時間でした。組み立てるための小さいスパナが2本入っていて、私はそれを使って組み立てましたが、通常サイズのスパナが2本あれば、もっと速く組み立てられると思います。

他メーカーのダメなところ

逆に、他メーカーのバーベルスタンドがなぜダメだったのか、1つずつ解説します。

リーディングエッジ バーベルスタンド(8,990円)のダメなところ

リーディングエッジのバーベルスタンドは、GronGのバーベルスタンドに最も似ていて、最後までGronGと迷いました。しかしながら、唯一ダメな点があり、セーフティーバーが69cmまでしか上がらないことです。これではスクワットでつぶれたときに低過ぎで、安心してセーフティーバーに任せられません。これが、リーディングエッジバーベルスタンドを選ばなかった唯一の理由です。

もしセーフティーバーがGronGと同じ90cmまで上がれば、価格がGronGよりも安い8,990円ですし、インクラインベンチ、プレート、ダンベルもリーディングエッジなので、ブランドを揃えて統一感を出すためにもリーディングエッジを選んでいたと思います。

BARWING バーベルスタンド(9,780円)のダメなところ

BARWING バーベルスタンドは、横方向フレームがバーベル受けの真下にあり、スクワットで邪魔になります。これが結構ストレスになりそうで、BARWINGを選ばなかった一番の理由です。

また、バーベル受けの高さが137cmまでしか上がらず、GronGよりも若干スクワットのスタートポジションの高さが不足しています。

BARWINGのバーベルスタンドの良い点としては、セーフティーバーが91cmまで上げられてスクワットでつぶれたときに安心してセーフティーバーに任せられるところ、価格が9,780円と他メーカーより安いところがあります。

しかしながら、横方向フレームの邪魔さを考えると、BARWINGを選ぶには至りませんでした。今ではGronGにしておいて良かったと思いいます。

フィールドアバーベルスタンド(13,970円)のダメなところ

フィールドアバーベルスタンドも、横方向フレームがバーベル受けの真下やや手前にあり、スクワットで邪魔になります。これがフィールドアを選ばなかった一番の理由です。BARWINGと似ていますね。

また、セーフティーバーが77cmまでしか上がらず、スクワットでつぶれたときに低過ぎで、安心してセーフティーバーに任せられません。

また、バーベル受けの高さが135cmまでしか上がらず、スクワットのスタートポジションには高さが不足しています。

さらに他メーカーのダメなところ

バーベルスタンドのメーカーとしては、TOP FILM、BABERUST、BangTong&Li、ZXCVD、ノーブランドなどいろいろありますが、どれも、高さが不十分でスクワットができない、セーフティーバーが短すぎるなどで、候補に挙がりませんでした。

GronG(グロング)バーベルスタンドの詳細はこちら

 

リーディングエッジ インクラインベンチ

ホームジムには欠かせないのが、ベンチです。形状、メーカー、価格。本当にたくさんの商品があります。

その中でも選んだのが、リーディングエッジのインクラインベンチです。理由は、多種目の筋トレができる、背もたれが長く頭が出ない、安定感が抜群に良い、の3つです。

良い点

多種目の筋トレができる

筋トレのベンチを選ぶとき、まず迷うのが、フラットベンチとインクラインベンチのどちらにするかです。これはホームジムを作るトレーニーの多くが悩むところです。私も、フラットベンチとインクラインベンチのどちらにするのか、大いに迷いました。

価格では、リーディングエッジで言うと、インラインベンチは11,800円で、フラットベンチは5,500円です。インクラインベンチの方が6,300円高いですが、私はインクラインベンチを選びました。理由は、インクラインベンチはフラットベンチよりも多くの筋トレ種目ができて、それが差額の6,300円以上の価値があると思ったからです。

インクラインベンチにすることにより、できる筋トレ種目は、胸の上部に効かすインクラインバーベルプレスとインクラインダンベルプレス、上部内側に効かすインクラインダンベルフライ、肩に効かすショルダーダンベルプレスなどです。フラットベンチではできない多くの筋トレ種目を行うことが可能になります。

ちなみに、リーディングエッジのインクラインベンチは、デクラインもできます。私は現在デクライン種目はやっていませんが、デクライン種目もやっている人には、なおさらこのリーディングエッジインクラインベンチが向いていると思います。

背もたれが長くて頭が出ない

たくさんあるインクラインベンチの中でも、リーディングエッジインクラインベンチの一番の特長が、他メーカーと比べて背もたれの長さが長いことです。85cmあります。

私の身長は177cmで、インクラインダンベルプレスやショルダーダンベルプレスを行うとき、背中から後頭部までの全体を背もたれに付けることができ、しっかり体全体を支えてくれます。

他メーカーだと背もたれが短いために、後頭部が背もたれの上側にはみ出てしまい、上半身を踏ん張ることができません。力いっぱい筋トレをしたいのにMAXの力を出せず、とてもストレスです。このような事態を避けたいので、リーディングエッジのインクラインベンチを選びました。

なお、この点は身長次第なので、身長が170cmくらいまでなら他メーカーのインクラインベンチでも良いと思います。

安定感が抜群に良い

ベンチプレスで重い重量を扱うときでも、ぐらつき・しなりがなく、安定した筋トレを行うことができます。シートのクッションも程よく硬くて快適に筋トレを行えます。また、座面の高さが競技公式地上高の42cmで、しっかり踏ん張りが効いて、安定した筋トレができます。

他メーカーのベンチのレビューを見ると、メーカーによってはグラつきがあったり、座面高さが42cmより高くて踏ん張れないと言うことがあるようです。

良い点まとめ
  • インクライン種目ができる。
  • 背もたれが長く頭が出ない。
  • 安定感が抜群に良い。

座面と背もたれの隙間は?

インクラインベンチで、一般的に気になるとされているところが、座面と背もたれの隙間です。インクラインは背もたれを上げる構造で、背もたれを上げた時に座面と干渉しないよう、どうしても隙間は必要です。ただ、その隙間がメーカーによっては大きく取り過ぎていて、筋トレの最中に気になってしまうということがあります。

リーディングエッジインクラインベンチは、座面と背もたれの隙間が4cmです。インクラインベンチの隙間としては小さい方で、筋トレの最中に気なったことは一度もありません。

悪い点

持ち運びしにくい(110円で解決する方法あり)

リーディングエッジインクラインベンチの悪い点は、持ち運びしにくいところです。これは、通常、ベンチはシートの両端を両手で持って運びますが、背もたれの方が土台から離れて持ち上がってしまい、持ち上げることができないためです。

持ち運ぶには、背もたれ側の手は背もたれではなく、背もたれの下にある、斜めになっている土台フレームを持たなければなりません。これが非常に持ちにくく、移動がとても面倒です。

しかし、私は購入前から商品画像を見て、解決方法が浮かんでいました。土台フレームの足のところに、100円ショップで売られているスーツケースベルトをつなげて、背もたれシートの上部外側からシートの上側まで持ってきます。この上側まで持ってきたベルトを握ることで、間接的に土台の足を持ち上げることになります。片手は座面、もう片手はそのスーツケースベルトを握れば、楽に持ち運ぶことができます。

ベンチプレスからスクワットに移行するときに、ベンチを移動するのですが、とても楽に移動できています。

悪い点まとめ
  • 持ち運びしにくい。

他メーカーのダメなところ

BARWINGインクラインベンチのダメなところ

BARWINGインクラインベンチは、リーディングエッジに似ていて、最後までBARWINGと迷いました。しかしながら、唯一ダメな点があり、背もたれが短く、73cmしかないことです。

これでは頭が上側にはみ出て不安定になり、筋トレがとてもやりにくいです。これが、BARWINGインクラインベンチを選ばなかった唯一の理由です。なお、余談ですが、BARWINGはその販売店の名前から、YouTenのインクラインベンチと呼ばれたりもしています。

さらに他メーカーのダメなところ

インクラインベンチのメーカーとしては、フィールドア、WASAI、アイロテック、ノーブランドなどいろいろありますが、どれも、背もたれが短い、座面が高すぎて踏ん張りが利かないなどで、候補に挙がりませんでした。

リーディングエッジ インクラインベンチの詳細はこちら

 

フィールドア バーベルシャフト140cm

バーベルシャフトは、フィールドアのバーベルシャフト140cmです。選んだ理由は、ホームジム用にちょうど良い長さ、スリーブ長が絶妙で無駄がない、価格が安く3,740円の3つです。

良い点

ホームジム用にちょうど良い長さ

バーベルの長さは、BIG3の快適性と省スペースの両立を求めると、140cmになりました。

140cmだとベンチプレス・スクワット・デッドリフトのすべてが快適で、かつ最小限の長さです。ベンチプレスのときに肘がプレートに干渉しそうですが、それは次の方法で解決です。

スリーブ長が絶妙で無駄がない

バーベルを140cmにしたのには1つ工夫があります。まず、私がベンチプレスに必要な両肘の幅が94cmで、GronGバーベルスタンドの横幅を内側94cmにします。スクワット、デッドリフトもこれで行けるので、これでBIG3の快適性は確保できます。

その横幅でフィールドアバーベル140cmをバーベル受けに置くと、プレートストッパー(バーベルシャフトの出っ張っているところ)がちょうどバーベル受けの内側に来て、スリーブ(プレートを取り付けるところ)がバーベル受けに乗ります。

そのため、そのバーベル受けの乗る部分にプレートが来ないよう、シャフトのスリーブ部分に、片方当たり9cmの塩ビパイプを取り付けます。これがスペーサーとなり、プレートがバーベルスタンドに干渉しなくなります。

塩ビパイプによりプレート取り付け幅は短くなりますが、それでもまだ15cmあり、これは片側当たり20kg×3枚を取り付けられる幅です。バーベル単体で6.5kg、プレートを足したバーベル全体としては合計126.5kgです。これだけあれば十分です。

このように、塩ビパイプで工夫することにより、BIG3の快適性確保と省スペースが両立できるのはフィールドアバーベルシャフト140cmのみです。全く無駄のない、絶妙なスリーブ長です。

他メーカーの140cmだと、こうは行きません。例えばリーディングエッジのバーベルシャフト140cmだと、フィールドアよりプレートストッパー位置が外側にあるため、バーベルスタンドに置いたとき、プレートストッパーがちょうどバーベル受けに乗って干渉してしまい、うまく行きません。

その他にも、180cmや200cmで3分割タイプのシャフトもあり、省スペースと言えますが、それは収納時のみ省スペースであること、組み立て/分解が面倒なこと、そして何より高重量の時にシャフトが曲がって筋トレに集中できないことから、候補には上がりませんでした。

裏話「実際のプレートの着用可能幅は?」

フィールドア バーベルシャフト140cmの販売ページでは「プレートの着用可能幅は17cmとなります。それ以上超えるプレートはセットしないようお願いします。」とありますが、鉄製で一体物の製品なので、もっと付けても大丈夫だろうと思っていました。

そして購入後に取説を見ると「カラーを締めた際にシャフトが見えないようなプレートはセットしないでください。」とあり、実際はカラーを締めたときにシャフトがギリギリ見えるくらいのところまではプレートを付けられるようです。

スリーブは24cm、カラーの幅は2cmなのでプレート取り付け部は22cmまで取れます。これで使用していますが、何ら問題は起こっていません。むしろ「大丈夫だろう」と思っていたことが結果的に取説に書かれていたので、安心・満足です。

塩ビパイプはどのようなものを、どこで買う?

塩ビパイプは、内径30mmのものを使用します。もし内径29mmの塩ビパイプがあればシャフト直径28mmにちょうどなのですが、塩ビパイプは規格上、内径25mmの次が30mmです。なので、シャフト直径28mmに最もはまるのが、30mmになります。2mm大きくはありますが、筋トレをしていて、全く気になりません。

種類は、VP管と言うタイプが最安で、これで十分です。VU管と言うのがあり、VP管より薄いので安そうですが、最小サイズで内径40mmなので、大き過ぎて合いません。結局、VP管が最安です。

塩ビパイプは、一般的なホームセンターで販売されています。また、好みの長さにカットするのも、購入したホームセンターで安価にカットしてもらえます。私の場合、購入・カットともコメリでした。

コメリの場合、カット料金は1ヶ所50円です。バーベル用の9cm×2個と、後述のダンベル用の3cm×4個で合計6個作ったので、6カットで、カット料金は300円でした。塩ビパイプも数百円だったので、1,000円未満で揃えられました。

なお、ホームセンターによっては、カットサービスがないところがあるので、事前に調べてから購入しましょう。

価格が安く3,740円

フィールドアバーベルシャフト140cmの価格は3,740円で、180cmタイプや200cmタイプよりもちろん安く、また同じ140cmタイプでも他メーカーよりも安い価格です。BIG3と省スペースを両立できるメリットがある分、価格で他メーカーよりも高いと言うデメリットを予想していましたが、意外と140cmでは最安値で、コスパ最強です。

なお、そもそもバーベルシャフトと言えば、スタンダード(シャフト太さの直径が28mmタイプのこと)とオリンピック(シャフト太さの直径が50mmタイプのこと)のどちらにするかと言う選択肢がありますが、なるべく価格を安くすることを考えると、断然スタンダードになります。スタンダードの方がかなり安いです。

しかもこれはバーベルシャフトだけでなく、プレートも同じことが言えるので、シャフトとプレートのトータルで考えると、なおさらスタンダードの方が安くなります。オリンピックのシャフトで3,740円はあり得ない価格です。

良い点まとめ
  • ホームジム用にちょうど良い長さ。
  • スリーブ長が絶妙に良く無駄がない。
  • 価格が安い。3,740円。

悪い点

スリーブのスクリュー溝でプレートが削れる

フィールドアのバーベルシャフトはカラーがスクリュータイプで、スリーブに回転型の溝が掘ってあります。ここにプレートを付けたり外したりするので、プレートの穴部分の表面が削られてしまいます。

筋トレが終わった頃には、床に鉄粉が落ちていることがあります。毎回ではなく時々で、量も少量ですが、掃除が面倒です。

ここはスクリューではなく、溝のないノーマルタイプであれば良かったと思います。

カラーが使いにくい

付属のカラーは2重固定タイプで、まずスクリュータイプでグルグル締めてから、最後にネジのようなストッパーで締めます。かなり強固で、商品としては安心・安全が優先されていますが、これは使いにくく、時間もかかり、プレート交換でとてもストレスになります。

私は付属のカラーは使わず、同じくフィールドアのイージーカラーを別購入しました。ワンタッチでパチンと止めるタイプです。

イージーカラーは4個セットで2,530円です。2個セットではなく4個セットにした理由は、ダンベルにも使用するためです。留め具だけの価格と考えるとやや高い感じもしますが、プレートの付け替えが捗り、また意外と締め付け強度も強いので安心で、価格以上のメリットを感じています。

悪い点まとめ
  • スリーブのスクリュー溝でプレートが削れる。
  • カラーが使いにくい。

フィールドア バーベルシャフト140cmの詳細はこちら

 

フィールドア イージーカラー4個セットの詳細はこちら

 

フィールドア バーベル用プレート穴あき20kg×2個セット

プレートは、まずフィールドアのバーベル用プレート穴あき20kg×2個セットです。選んだ理由は、最重量で手間なし&省スペース、穴あきで持ちやすい、最安、の3つです。

良い点

最重量で手間なし&省スペース

一般用のバーベルプレートで最も重いプレートは20kgです。競技用のROGUEやBULLで25kgがありますが、それはあくまで競技用で、価格が非常に高く、候補には挙がりませんでした。

私はスクワットやデッドリフトで100kg以上の重量が必要です。ウォームアップの最終セットが100kgで、そこまでは手間なく一気に重量を増やしたく、20kgプレートはとても便利です。何枚もプレートを着脱する必要がなく、筋トレが捗ります。また、厚さが40mmなので、短いシャフトでも結果的に重いバーベルを作ることができます。

また、重量の精度については、自宅の体重計で測定したところ、片方が20.2kg、もう片方が20.1kgでした。20kgの商品なので最低限20kgは必要でそれはクリア。また20kg超えていても左右差が大きければ筋トレとしてはNGですが、左右差は0.1kgで問題ありません。一般の自宅用体重計で測定し、100g未満は計測不可のため細かいところは分かりませんが、この精度なら満足です。

穴あきで持ちやすい

20kgプレートはとても重いプレートなので、手に取りやすい穴あきが便利です。重いプレートで穴なしの場合、床から持ち上げるときに指を引っかけるところがなく、またバーベルシャフトへの着脱時に滑り落してしまう恐れがあるため、地味に使いにくいのに対して、穴あきは床からすっと持ち上げられて、バーベルシャフトへの着脱もスムーズです。これは使っていてとても快適です。

穴なしは価格が安いというメリットがありますが、少し安くなる程度で、その価格差ならデメリットの方が大きく感じるので、穴なしは候補に挙がりませんでした。

例えば、同じフィールドアで穴なし20kgプレートがありますが、アイアンタイプは価格が穴あきより2,310円安いだけです。

また、ポリエチレンコートタイプもあり、価格は4,950円安くなりますが、厚さが66mmもあり、シャフトスペースを無駄に食ってシャフトに付けられる枚数が少なくなってしまいます。

いずれも、安いからと言ってこれにしようとは思いませんでした。

最安値の12,650円

穴あき20kgプレートで最安値なのが、フィールドアの12,650円です。他メーカーでこの価格はありません。近い商品でリーディングエッジ バーベルプレート穴あき20kg×2個セットがありますが15,500円で、フィールドアより2,850円高いです。

良い点まとめ
  • 最重量で手間なし&省スペース。
  • 穴あきで持ちやすい。
  • 穴あき20kgプレートで最安値である。12,650円。

悪い点

フィールドア バーベル用プレート穴あき20kg×2個セットは、塗装が雑です。ぱっと見は分からないのですが、ムラがあったり、デコボコがあったりします。競技用で高級品のROGUEやBULLではこんなことはなく、それと比べると劣ることは否めません。価格相当な仕上がりです。

また、直径が40cmで、競技用や標準的大判プレートの45cmよりも直径が小さいです。これは、床引きデッドリフトをするときのボトムポジションが、通常より2.5cm低いことになります。

私は、デッドリフトはハーフで行い、床引きは行わないので、あまり不便は感じませんが、床引きデッドをメインとする場合はデメリットになるでしょう。2.5cmと言うと小さいかもしれませんが、100kg以上の重いものを持ち上げるときの数cmは結構差を感じると思います。

悪い点まとめ
  • 塗装が雑。
  • 直径が40cmで、標準の45cmではない。

フィールドア バーベル用プレート穴あき20kg×2個セットの詳細はこちら

 

リーディングエッジ バーベル用プレート穴あき20kg×2個セット

20kgプレートはフィールドアを購入しましたが、まだ20kgプレートが必要だったことと、フィールドアに似ていて比較をしたかったことから、リーディングエッジバーベル用プレート穴あき20kg×2個セットも購入しました。

比較して、リーディングエッジが良いと思った点は、最重量で手間なし&省スペース、穴あきで持ちやすい(ここまではフィールドア20kgプレートと同じ)、そして直径が45cmと言うことです。

良い点

20kgプレートはとても優秀です。20kgがあることで何枚もプレートを着脱する手間がありません。また穴あきで手に持ちやすく、バーベルへの着脱がしやすく、快適です。この点はフィールドア20kgプレートと同じです。

そしてもう1つの直径が45cm。これがフィールドアの20kgプレートと違うところです。フィールドアは直径が40cmで、リーディングエッジの方が少し大きいです。

この45cmとは、パワーリフティングなどの競技用や標準的な大判プレートのサイズのことで、特に床引きデッドリフトを行うときにはこのサイズが重要になります。小さいとバーベルを床に置いた時のスタートポジションが低くなり、やりにくいからです。

私はデッドリフトはハーフで行いますが、将来的に定番の床引きデッドもすることも考えて、どうせ追加で購入するなら直径45cmが良いと考えて、追加分はリーディングエッジを選びました。

試しにフィールドア(直径40cm)とリーディングエッジ(直径45cm)で床引きデッドリフトをやったところ、違いが分かりました。直径5cmの差は数値的には小さいですが、100kg以上の重いバーベルを上げる場合に、その差ははっきりと分かります。やはり直径45cmの方が床引きデッドリフトを行いやすいです。

リーディングエッジは価格がフィールドアより2,850円高いと言うことがありますが、床引きデッドリフトをする場合はリーディングエッジ穴あき20kgプレートがベストです。

さらに言うと、45cmプレートのスタートポジションは45cmプレートが2枚あれば良いわけで、3枚目以降は45cmである必要はありません。3枚目以降の20kgプレートはコスパを考えて価格の安いフィールドア20kgプレートで増やして行くのが良いと思います。

これにはさらなるメリットがあり、45cmより直径が小さい分、3枚目以降はいちいちバーベルを床から持ち上げる必要なく脱着できるというメリットもあります。

良い点まとめ
  • 最重量で手間なし&省スペース。
  • 穴あきで持ちやすい。
  • 直径が45cmで床引きデッドリフトを行いやすい。

悪い点

リーディングエッジ穴あき20kgプレートの価格は15,500円で、最安値ではありません。フィールドア穴あき20kgプレート12,650円より2,850円高いです。コスパではフィールドアより劣ります。

また、穴あきなので、穴なしよりはもちろん持ちやすいものの、手で握る部分の厚さがフィールドアよりやや薄く、持ちにくいです。フィールドアの方が手で握る部分が程よい厚さで握りやすく、取り扱いしやすいです。

また、ぱっと見は分からない程度ですが、塗装が雑で、部分的に後から塗り直した跡があったり、表面にデコボコがあったりします。

しかしながら、いずれの悪い点も、価格相当で、筋トレを行う分には実害はなしと言った感じです。

悪い点まとめ
  • 最安値ではない。
  • やや薄くて握りにくい。
  • 塗装が雑。

リーディングエッジ バーベル用プレート穴あき20kg×2個セットの詳細はこちら

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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リーディングエッジ ダンベル60kgセット(片手30kg)

ホームジムの条件が筋トレBIG3なので、ダンベルは必要ありませんでしたが、バーベル用のプレートとして、20kgプレート以外に、重量調整用で5kg、2.5kg、1.25kgのプレートも必要です。

5kg、2.5kg、1.25kgのプレートは、バラで購入するより、ダンベルセットを購入する方がお得であることが分かり、加えてダンベル種目もできるということで、ダンベルセットを購入することにしました。

ダンベル種目とは、ショルダーダンベルプレス、サイドレイズ、ダンベルベンチプレス、ダンベルフライ、ワンハンドローイングなど、いろいろあります。プレートをバラより安く手に入れられる上に、これらの種目もできるようになるということです。

ダンベル60kgセット(片手30kg)だと、5kgプレート×8枚、2.5kgプレート×4枚、1.25kgプレート×4枚が含まれます。ちなみにこれらにダンベルシャフト(2.5kg×2本)を足して合計60kgになります。

数多くあるダンベルの中でも選んだのが、リーディングエッジのダンベル60kgセット(片手30kg)です。理由は、シリコンゴムで臭いが全くしないことです。

良い点

シリコンゴムで臭いが全くしない

ダンベル選びで最も気にしたのが臭いでした。床などを傷つけないようラバータイプにしたいのですが、ラバーは臭いの問題があります。

ダンベルに限らず、ゴム製品はだいたい臭いがきつく、ゴム臭がすると筋トレに集中できません。また筋トレしていないときも、普段の日常生活でも部屋でゴム臭がしていると、とてもストレスです。

ダンベルのゴム臭対策をいろいろ調査したところ、見つけたのがリーディングエッジのラバーダンベルです。ラバーにシリコン素材が使用され、そもそもゴムの臭いがない商品です。このような商品は他メーカーにはなく、シリコン製ラバーのダンベルはリーディングエッジのみなので、リーディングエッジ一択でした。

良い点まとめ
  • プレート各種をバラで購入するよりお得。
  • ダンベル種目もできる。
  • シリコンで臭いが全くしない。

防音と床保護にも最適

ところで、筋トレのセット間のプレート交換で、5kgプレートを持ったときに、手を滑らせて落下させてしまったことがあります。一瞬ヒヤッとしましたが、シリコンラバーと、後述のジョイントマット2cm厚のおかげで、大きな音は鳴らず、床も全く傷つきませんでした。

このシリコンラバーありのプレートと、分厚い2cm厚のジョイントマットの組み合わせにして、とても良かったと思います。

悪い点

プレートに少しバリがあります。何か所かありますが、一番目立っていたのが、5kgプレートでちょうど手で持つところ、外周から少し内側のプレートの凹んだところです。そこに突起があり、指が当たると痛かったです。気になったのはその1ヶ所だけで、今では軽く削って、痛くない程度にして、解決しています。

悪い点まとめ
  • プレートに少しバリがある。

裏技:ダンベルのプレート交換を楽にする方法

ダンベルは、プレートを交換するときに、カラーをクルクル回すのがとても面倒です。ダンベル2個で合計4か所、カラーをクルクル回さなければなりません。筋トレのセットを進めていくときに、プレート交換でとてもストレスになります。

そのストレスを解決する方法があります。それは、シャフトに塩ビパイプを付けることです。この塩ビパイプがスペーサーとなり、カラーをクルクル回す距離が短くなり、楽になります。私は、内径30mm、長さ3cmの塩ビパイプを4個用意して、ダンベルに付けています。

塩ビパイプは、プレートの外側に付ける方が良いです。内側だと、セットが進んでプレート追加するときに、空きスペースが不足して、プレートと塩ビパイプの両方を外す必要があるからです。外側だと、塩ビパイプを外すだけで済みます。

ウォーミングアップセットではプレート少な目なので塩ビパイプを付けて行い、メインセットはプレートを多く付けるので塩ビパイプ不要で、外して行います。

なお、ウォーミングアップセットではイージーカラーを使用する場合もあります。しかし、メインセットでプレート多めのときは、イージーカラーだと強度不足で不安なので、きちんと純正のカラーを使用します。

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フィールドア トレーニング用ジョイントマット 45cm 2cm 8枚セット

床を傷つけないためと、防音のために、マットも購入しました。

マットは本当にピンキリです。ホームジムの筋トレ器具を揃えるときに、最も商品が多くて迷ったものです。子供部屋用のジョイントマットから、ホームジム用ジョイントマット、そしてガチの業務用ジムマットまであります。

その中でも、やはりホームジム用のジョイントマットがベストでした。子供部屋用ジョイントマットは価格は安いが筋トレをするには保護力・防音性が弱い、ガチの業務用ジムマットは保護力・防音性は抜群だが価格が高すぎる。ホームジム用のジョイントマットが効果対費用でベストです。

そして選んだのが、フィールドア トレーニング用ジョイントマット 45cm 2cm 8枚セットです。これを2セット購入しました。

選んだ理由は、高い保護力と防音性、シューズ要らず、ブラックあり、の3つです。

良い点

高い保護力と防音性

マットで最重要なのが、高い保護力と防音性です。フィールドアトレーニング用ジョイントマットは厚さ2cmで、素材が硬めの硬度55なので、高い保護力も防音性もクリアです。

厚さと硬さのダブル効果で、バーベルやダンベルを直に少し強めに置いた場合でも、床が傷ついたり凹んだりすることはありません。防音性についても、ほど良い反発性・吸収性で重量物を受け止めて、音を防いでくれます。

また、バーベルをバーベルスタンドにセットする際も、バーベルスタンドの土台がマットに支えられて、バーベルスタンドやマット自体がズレることなく、音も防いでくれます。これだと安心して筋トレができて、安心・快適です。

フィールドアのジョイントマットには厚さ1cmタイプもありますが、もし厚さ1cmの方を購入していたら、ダンベルやバーベルを置くときに気を遣っていたと思います。厚さ2cmにして良かったです。厚さ2cmの方が価格が高いですが、その差額以上の価値を感じました。

シューズ要らず

厚さ2cm&硬度55で、自分が筋トレをするときに、足がマットにほど良く食い込んで、マットがズレたりヨレたりることもなく、安定感があります。シューズを履く必要がなく、ソックスのみで筋トレしています。家の中なのでシューズが不要なのはとても快適です。

ブラックあり

性能ではなく見た目の話ですが、見た目も大事です。ブラックと迷ったのが、元々のフローリングと統一感のあるブラウンだったのですが、ブラックにして良かったです。ブラックはジムのフリーウェイトエリアの色です。ジョイントマットをブラックにすることにより、ジムのフリーウェイトエリアを連想させて、格好良く、筋トレのテンションが上がります。

1枚のサイズは45×45cm。1セット8枚で広さは89×174cm、ちょうど畳1枚分です。これを2セット購入して畳2枚分にしました。この畳2畳が私の部屋の筋トレスペースです。部屋の床はフローリングですが、筋トレスペースだけブラックで、特別なスペース。筋トレのやる気が出ます。

なお、ホームジムでのガチの床補強は、下から、ジョイントマット→コンパネ→ゴムマットの3重構造ですが、それはパワーラックやマシンなどガチの筋トレ器具を置く場合であり、バーベルスタンドだとフィールドアのような厚め&硬めのトレーニング用ジョイントマットのみで十分と思いました。

なお、私はこのフィールドア トレーニング用ジョイントマットの下に、フェルト布を敷いています。色付きのジョイントマットは長期間床に敷いておくと、ジョイントマットの色が床に移ってしまいます。それを防ぐために、フローリングに近い色のフェルト布を敷きました。ちょうどこんな感じです。このフェルト布で色移りの心配もなく、ストレスなく筋トレができます。

良い点まとめ
  • 高い保護力と防音性。
  • シューズ要らずで快適。
  • ブラックでジムのフリーウェイトエリアような雰囲気。

悪い点

特に思い当たるところはありません。細かいことを言えば、何枚かに1枚、表面の滑り止めの目地の方向がマットの辺と揃っておらず、斜めになっているのがあります。ブラックなので良く見ないと分からない程度です。

フィールドア トレーニング用ジョイントマット 45cm 2cm 8枚セットの詳細はこちら

 

GronGウエイトベルト

筋トレBIG3でトレーニングベルトは必須です。腰を守るためと腹圧をかけるためです。ベルトがないとBIG3は怖くてできないくらいです。これはジムでもホームジムでも同様です。

その中でも選んだのが、GronGウエイトベルトです。選んだ理由は、コスパ最強、臭くなりにくい、サイズ調整がしやすい、の3つです。

良い点

コスパ最強

トレーニングベルトはレザー製が定番ですが、だいたいレザー製よりナイロン製の方が価格が安いです。その中でも、GronGウエイトベルトは最安の2,000円(送料込み)です。別商品のナイロン製で本体価格が990円などの商品も見つけましたが、結局送料1,100円がかかって最安とはならなかったです。GronGウエイトベルト2,000円が送料込みで最安です。

また、ナイロン製と言っても強度が弱いわけではなく、私は120kgのデッドリフトをしますが、しっかり腰を守ってくれて、また腹圧もしっかり掛けられて、意外と強度は強いです。120kgならまだ十分で、感覚的には150kgくらいまではしっかりホールドしてくれる感じがします。ホームジム用にはちょうど良いと感じました。これだけ強度がしっかりしていて最安なので、コスパは最強です。

臭くなりにくく、洗濯もOK

GronGウエイトベルトは無臭です。レザー製のトレーニングベルトでありがちな革臭いということがありません。さらに良いことに、ナイロン製で洗濯できるので、汗の臭いが溜まってきたら洗濯して、またきれいになるというメリットもあります。レザー製だと洗濯と言うわけにはいきません。ホームジムだと部屋を臭くしたくないということもあり、ホームジムに合っていると感じました。

サイズ調整がしやすい

GronGウエイトベルトは固定がマジックテープ式で、自分の好きな位置で固定できます。

レザー製のトレーニングベルトの場合、止め方は金具を穴に通す方式のため、固定位置は穴の位置で決まってしまいます。自分のちょうど良いところに穴が来くと良いのですが、来ないときがあり、きつめに締めるか、逆に緩めにするかの選択を強いられます。GronGウエイトベルトは固定がマジックテープ式で、このようなことはありません。

また、GronGウエイトベルトのマジックテープには長さと幅があり、結構しっかり固定できるので、マジックテープがめくれてきたり、緩んできたりと言うことがなく、安心して筋トレに集中できます。

良い点まとめ
  • コスパ最強。
  • 臭くなりにくく、洗濯もOK。
  • サイズ調整がしやすい。

悪い点

GronGウエイトベルトは、強度が意外とナイロン製でも強いと言ったものの、かなりの高重量を扱う場合は不安が出てくるのではと思います。

私は現在デッドリフトの重量が120kgで、今のところその不安はありませんが、超高重量になると、マジックテープがめくれてきたり、もっと悪いといきなりベルトが切れるのではと言う不安が出てくるかもしれません。

いくら以上とははっきり言えませんが、感覚的には150kg以上を超える辺りから不安が出てきそうな感じがします。超高重量を扱う場合は、強度の理由で、レザー製のトレーニングベルトの方が良いと思います。

悪い点まとめ
  • 超高重量は不安がありそう。

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パワーグリップ VERSA GRIPPS PRO

筋トレでパワーグリップは必須ではないのですが、あるとないでは捗り方が違います。特にデッドリフトの捗り方が格段に上がります。

パワーグリップで選んだのはVERSA GRIPPS PROです。理由は、抜群のホールド感と、格好良いデザインです。

良い点

抜群のホールド感

パワーグリップで最重要なのはホールド感です。パワーグリップをバーベルに引っ掛けて持ち上げたときに、セット後半でもバーベルが手の中で全くズレ落ちないような、そのような感覚が重要です。

私は筋トレを長年経験してきて、パワーグリップもいろいろ試してきましたが、その中でも、一番のホールド感を感じたのがVERSA GRIPPS PROです。

VERSA GRIPPS PROは素材が丈夫で、高重量のバーベルを持ち上げても全く切れる感覚がしません。また、デッドリフトのセット後半でも、バーベルが手からズレ落ちる感覚が全くありません。理由は、ベロ部分の表面の仕上げにあります。表面が少し光沢のあるキュッとした感じの仕上げで、手のひらがその表面にしっかり引っ掛かるためです。

安物は素材が柔らかく、同時に表面が滑るため、デッドリフトのセット後半で握力低下と共にバーベルがズレ落ちてきますが、VERSA GRIPPS PROは全くその気配がしません。握った手とバーベルが一体になった感じがします。

なお、私の手首の周囲の長さは18cmで、VERSA GRIPPS PROのサイズR/L(Regular/Largeと言うサイズ)がちょうどでした。

ゴールドジムパワーグリップとの比較

パワーグリップの定番商品で、ゴールドジムのパワーグリップがあります。ゴールドジムのパワーグリップはVERSA GRIPPS PROのOEMで、品質は同じなどと良く言われますが、私はVERSA GRIPPS PROの方が品質が高いと思いました。

私はゴールドジムのパワーグリップも持っているのですが、ホームジムを始める機会に、ホームジム用としてパワーグリップも新調しようと思いました。そこで、VERSA GRIPPS PROがゴールドジムと同じ品質と言われており、それがゴールドジムより若干価格が安かったので、VERSA GRIPPS PROを購入したのですが、結果はうれしい誤算でした。

VERSA GRIPPS PROの方がホールド感が上だったのです。その差はベロ部分の表面の仕上げです。ゴールドジムは素材そのものの表面といった感じで、良い商品ではあるものの、少しではありますがセット後半で滑ります。対してVERSA GRIPPS PROの方は滑らない表面仕上げで、ホールド感が高く、全く滑りません。

格好良いデザイン

性能ではなく見た目の話ですが、デザインが格好良いです。ブラックをベースとして、手首表側にVERSA GRIPPS PROのロゴがあります。シンプルながらこのVERSA GRIPPS PROのロゴが効いて、良いものを持っているという満足感があります。

ゴールドジムのパワーグリップは定番で、ジムに行けばだいたい見かけるデザインですが、VERSA GRIPPS PROはあまり見かけない希少性もあり、このVERSA GRIPPS PROのロゴがとても格好良いです。

デッドリフトを始めるとき、手首にVERSA GRIPPS PROを着用すると、体にスイッチが入って、急に体からパワーが湧いてきます。見た目の話ではありますが、気に入ったデザインで、そう言うところから筋トレのモチベーションを上げてくれるのも、重要なポイントだと思います。

なお、VERSA GRIPPS PROは手首に巻くベルト部分でカラーバリエーションがあります。バリエーションは、ブラック、迷彩(カモフラージュ)、ピンク、パープル、レッド、ブルー、グリーン、オレンジ、ミント、ゴールドです。

私はブラックを選びました。ブラックが定番で一番人気、次に迷彩に人気があるようです。某有名筋トレYouTuberはVERSA GRIPPS PROの迷彩を使っているようです。

良い点まとめ
  • 抜群のホールド感。
  • ゴールドジムパワーグリップよりも上。
  • デザインが格好良い。

悪い点

良い点を長々と紹介しましたが、その反面、価格が高いです。9,380円です。楽天やアマゾンのパワーグリップのランキングを見ると2,000円~3,000円の商品が多く、VERSA GRIPPS PROの9,380円は、パワーグリップの中では高い価格帯に入ります。

実は、ホームジムを始めたときに、パワーグリップは安物でよいと割り切って、1,000円程度のものを購入して使用しました。しかし、すぐに使用をやめました。理由は、バーベルが滑って、デッドリフトがとてもやりにくかったからです。ゴールドジムのパワーグリップの使いやすさを知っていたので、なおさらでした。そこで、パワーグリップはきちんとしたものを使用しようと考えて、VERSA GRIPPS PROに至ったわけです。

私のホームジムの条件の1つに「価格を安く」がありますが、VERSA GRIPPS PROのパワーグリップのみ、その条件から外れています。しかしながら、最高品質のホールド感、デザインの格好良さによる筋トレのモチベーションアップで、この価格分の価値は感じており、満足しています。

なお、VERSA GRIPPSにはVERSA GRIPPS PROの他に、少し安いバージョンのVERSA GRIPPS CLASSICがあります。価格は7,000円です。安くはありますが、やはりその分品質は下がります。PROの方が2,380円高いですが、PROにはCLASSICと比べて2,380円以上の価値はあると思います。

悪い点まとめ
  • 価格が高い。9,380円。

パワーグリップ VERSA GRIPPS PROの詳細はこちら

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ホームジムQ&A

ホームジムを作るに当たって一番気を付けたことは?

筋トレ器具を購入する前のシミュレーションです。

部屋の中の、ホームジムを設置するスペースをマスキングテープで囲み、さらに、バーベルスタンドの位置、ベンチの位置にマスキングテープを貼り、イメージを沸かせました。

また、バーベルやプレートについても、紙を丸めてつなぎ合わせて、140cmバーベルのモックアップを作ったり、紙を円型に切ってプレートのモックアップを作ったりして、実際に筋トレBIG3をやる動作をしました。

ベンチのマスキングテープ位置に横になって、ベンチプレスの素振りをして、バーベルがどこにも干渉しないとか、バーベルのプレート交換でスペースが不足していないかなど、「ここで筋トレBIG3をひと通り行うと、こうなる。」と言う感覚を確認しました。

筋トレ器具を購入する前に、そのようなシミュレーションを十分してから購入しました。

筋トレ器具をすべて購入した後に、筋トレを実際にしてみて、シミュレーションどおりでした。シミュレーションのおかげで、後悔なしの結果です。

費用は合計でいくらかかりましたか?

103,240円です。

ホームジムの条件の1つを「価格が安い」としていて、具体的には10万円未満と考えていました。

若干オーバーしましたが、現在の筋トレの快適度から言って、満足しています。

ホームジムを作って良かったと思うことは?

一番は、筋トレを、感染症を気にせずに思う存分行えることです。これがホームジムの一番の目的だったので、その通りになり、満足しています。

次に、筋トレBIG3を、好きな時間に好きなだけ、待ち時間や後の人のことを気にせず行えることです。ジムではパワーラックを他の会員さんと取り合いだったので、ホームジムはとても快適です。

あとは、ジムに行く準備、移動時間、着替えがゼロになったことです。ホームジムでは、部屋着のまますぐに筋トレを開始できます。また、終了したときもそのまま浴室に直行で、快適です。

もっと質問したいことがあるのですが、どうすれば良いですか?

遠慮なくお問い合わせページから、ご質問ください。

私がレビューした筋トレ器具はすべて手元にあるので、何でも答えられます。掲載していない箇所の詳細な画像も送ることができます。

また、レビューしていない筋トレ器具でも、できる限りお答え致します。

まとめ

ホームジムのために購入した筋トレ器具を表にまとめます。

器具 メーカー 商品 価格
バーベルスタンド GronG(グロング) バーベルスタンド 15,480円
ベンチ リーディングエッジ インクラインベンチ 11,800円
バーベルシャフト フィールドア バーベルシャフト140cm 3,740円
バーベルカラー フィールドア イージーカラー 2,530円
プレート20kg フィールドア バーベル用プレート穴あき20kg×2個セット 12,650円
プレート20kg リーディングエッジ バーベル用プレート穴あき20kg×2個セット 15,500円
ダンベル リーディングエッジ ダンベル60kgセット(片手30kg) 21,800円
ジョイントマット フィールドア ジョイントマット8枚セット×2セット 8,360円
トレーニングベルト GronG(グロング) ウエイトベルト 2,000円
パワーグリップ VERSA GRIPPS(バーサグリップ) VERSA GRIPPS PRO 9,380円
合計 103,240円

 

今ではホームジムをもっと早くやっておけば良かったと思えるほど、充実した筋トレができています。

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この記事を書いた人

筋トレマスター カワムラ
筋トレマスター カワムラ

本職はIT系企業の技術系社員ながら、長年の筋トレ経験で理想的な筋トレをマスターする。その経験を活かして、多数の指導経験を持つ、理論派の筋トレトレーナー。身長177cm、体重75kg、体脂肪率9%。ブラジリアン柔術青帯。

詳しいプロフィール

当サイト一押し筋トレマニュアル
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筋トレマスター カワムラ

筋トレマスター カワムラ

本職はIT系企業の技術系社員ながら、長年の筋トレ経験で理想的な筋トレをマスターする。その経験を活かして、多数の指導経験を持つ、理論派の筋トレトレーナー。身長177cm、体重75kg、体脂肪率9%。ブラジリアン柔術青帯。

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