格闘技流!肉体改造用ちゃんこレシピ 完成秘話
私が本格的に肉体改造を始めたきっかけが、「ハイブリッド肉体改造法」。
筋トレ、食事、休養。その内容に衝撃を受けました。その中で、パンクラスちゃんこと言う、格闘技ボディーを作るためのちゃんこが載っていました。
私はそれを真似しましたが、細かいところが分かりません。そこで私は意を決して思いました。「そうや、直接道場に聞きに行こう。」
早速パンクラス道場を調べました。当時私は神奈川県に住んでいて、パンクラス横浜道場が最寄でした。
関内駅で降り、地図を片手に横浜の街を歩き、そしてたどり着きました。しかし横浜道場は地下にあったのです。総合格闘技道場と言う見えない威圧感。見えない入り口。私は高ぶる気持ちを抑え、階段をゆっくりと下り始めました。そして入り口を開けると・・・。
入り口の受付に、いきなりスキンヘッドで筋肉モリモリのいかつい兄ちゃんが座っていました。そう、パンクラスの國奥麒樹真(くにおくきうま)選手です。当時から私はパンクラスのファンだったので、知っていました。しかし知っていると実物を見るのは大違い。ただならぬオーラを感じます。
しかし相手も同じ人間です。私は平静を心がけ、そしてこう言いました。
「すいません、パンクラスちゃんこの作り方を聞きに来ました。」
そうすると國奥さんは、「おい!xxx!」
誰かを呼びました。すると後輩らしき方がやってきて、話を聞いてくれたのです。私はもう1度言いました。
「パンクラスちゃんこの作り方を聞きに来ました。船木さんの肉体改造法を読んだのですが、細かいところがいまいち分からないのです。」
するとその方はとても親切丁寧に、教えてくださいました。食材はこのようなものを用意してこの順番で入れていき、味付けはこのようにやる。私はメモを取りながら一言も聞き逃すまいと、一生懸命書きとめました。
そして家に持ち帰り、早速その日のうちに作り、無事完成することができました。しかし私はちゃんこがうまくできたことと同時に、パンクラスに直接聞きに行ったということに達成感を感じていました。今こそ総合格闘技の道場に通ってプロの選手とも混じりながら練習をしていますが、当時はとても勇気のいることでした。
そして一人暮らしの男の私でも簡単にできるよう、レシピを必要最小限まで簡素化し、安くおいしく、しかし栄養満点で格闘技ボディーになれるものに仕上げました。
それが、これです。
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