炭水化物をカットした結果…
目次
炭水化物カット
私は今までたんぱく質を十分に摂りつつ、炭水化物もある程度摂っていました。
一方で、炭水化物カットやローカーボなどの言葉が流行っているのも事実です。炭水化物をカットすれば筋肉はキープしつつ、体脂肪をもっと削れるのでは?と思い、自分の体で実験しました。
炭水化物カットのレベル
炭水化物カットのレベルとしては、自宅など食事に融通がきくときはご飯をカットし、仕事で外食など融通がきかないときは付いてくるご飯程度は食べる、と言ったレベルでした。1日トータルでいうと茶碗一杯程度です。
同時に、筋トレは普段と変わらず行い、たんぱく質の量はそれまでと同じか炭水化物を摂らない分やや増量といった感じです。
全くのカットというわけではありませんでしたが、これを1ヶ月続けました。
結果は…
結果としては、体脂肪の減り具合は変わらず、筋肉量が減ってしまいました。
具体的には、
筋肉量33.1kg→32.3kg(1か月後)で、筋肉が0.8kg減りました。
(体組成計INBODYで測定)
一見筋肉が減った量は少ないですが、筋トレとたんぱく質摂取を十分していて、筋肉が増える状況にあったところがこれなので、増えていたはずの筋肉量も考慮すれば相当筋肉が削れたことになります。
原因は、炭水化物にはタンパク質の合成を促進する役割があり、その役割をカットしてしまったことです。いくらタンパク質があってもそれを合成する役割がいないと筋肉にはなりません。
また、活動エネルギーである炭水化物がないと人の体は筋肉を分解してエネルギーに変えてしまうのです。これはかなりの悪循環です。
結論
炭水化物カットはしてはいけません。タンパク質と一緒に炭水化物もほどよく摂ることが重要です。
筋トレに最適な栄養量
今回は炭水化物をほどよく摂ることが重要という解説でした。しかし「ほどよく」とはどれくらいなのか?
次回、筋トレに最適な炭水化物の摂取量を解説します。