レッグレイズ(Leg raise)
体幹は体を鍛える上で最も重要な部位です。体幹の筋肉の1つに腹筋があります。腹筋は体の中心の筋肉で、非常に重要です。
腹筋を鍛える筋トレにはシットアップが最もポピュラーですが、シットアップが腹部中央の筋肉に効くのに対し、レッグレイズは下っ腹に効きます。腹筋中央部は引き締まっているのに、下っ腹がなかなか思うようにならない、と言う場合に有効です。
レッグレイズは、以下のように行います。
1. 床、マット、ベンチ台などに仰向けで寝る。
2. 両手をお腹の上に置く。
3. ゆっくりと両足を上げる。
両足が床にほぼ垂直になるまで、そして腰が浮くくらいまで十分上げる。
また、お腹に置いた手で腹筋が固くなっていることを確認しながら。
4. 両足をゆっくり下ろす。
5. 3~4を10回3セット行う。
*呼吸は、両足を上げるときに吐き、下げるときに吸う。
効果的となるポイントは、
・両足を、腰が浮くくらいまで十分上げる。
・ゆっくり下ろす。
です。
十分上げることで、腹筋下部により効いてきます。
慣れてきたら、ベンチ台で両足のスタート地点を台より低くする、両足でボール(重り)をはさむ、などすると良いでしょう。