総合格闘技道場ではこんな練習をする。打撃編。
目次
総合格闘技道場ではどんな練習をしているのか、紹介します。私が通っている道場を例にしますが、おおよそは他の道場でも同じです
1回の練習時間は3時間。初めの1時間がテクニック練習で、残りの2時間はフリースパーリングです。総合の練習と言っても、たいていは打撃と組技に分かれます。何曜日は打撃、何曜日は組技の日と言った感じです。今回は打撃クラスの紹介です。
シャドー
まずはシャドー。数ラウンド行います。
初めはパンチだけ。ラウンドが進むに連れて、指導員から「このラウンドからキックも入れていってー」と指示が出ます。
対人シャドー
次は対人シャドー。二人一組で向かい合ってシャドーします。ぎりぎりパンチが届かない距離をとってお互いシャドーするのです。相手の動きに合わせてパンチを出したり、また相手のパンチをよけたり。
テクニック練習
指導員からその日のテクニックを教わります。内容は日替わりです。基本的なところでワンツーの出し方から、発展して相手の首を取っての膝蹴りなどです。それを二人一組で反復練習します。
ミット
ミット打ちです。これももちろん二人一組。片方がミットを持って、もう一人がそれを打ちます。
指導員からだいたいの指示がでます。まずはパンチだけとか、キックも入れてって、など。
首相撲
2人一組になって、首の取り合いです。首と背筋がかなり疲れます。1ラウンドごとにランダムに組を変えて、数ラウンド行います。
スパーリング
後半はずっとスパーリングです。タイマーがずっと回り続けるので、ラウンドの合間に「次、お願いします」などと適当に相手を見つけてやります。
基本的にフリースパーリングなので、打撃だけのスパー、寝技だけのスパー、総合のスパーを自由に決め合ってやります。
閉め
最後に全員で輪になって正座し、黙想したあと、指導員の話を聞いて、掃除して終わりです。終わったあとは自由です。着替えながら雑談したり、試合が近い人なんかは自主練したり。
だいたい着替えの途中、上半身裸でプロテイン飲んで、「それはどこのプロテイン?」とか怪しい風景です。(^^;