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消防士の筋トレ

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筋トレラボのカワムラです。

腕立て伏せ

消防士は体力が1つの重要な要素です。過酷な環境の中、人命救助を行うので、強靭な精神と肉体が必要です。その中で消防士はどんな筋トレをしているのか?

まず想像するのはバーベルを使って高重量な筋トレです。

しかし実際は違います。消防士の筋トレは、自重系が多いです。腕立て伏せ、懸垂、腹筋、スクワットなど、これらを自重でやります。ただ回数が一般人と比べて桁が違います。数百回単位でやります。消防士は筋力が必要と言えども、俊敏な動きを確保するため、ボディービルダーのような体は筋肉の増やし過ぎとなってしまいます。それよりも、自分の体を負荷とした基本的な筋トレが主です。

バーベルを使っての筋トレは個人で自主的にやります。

想定訓練

消防士のトレーニングは、ただの筋トレよりも、人命救助など消防士としての目的を想定したトレーニングが主となってきます。酸素ボンベなど重い装備をした上で走ったり、人を背負いながらさまざまなところを上り下りしたりです。

それがとても過酷です。装備をすべて合わせるとその重量は数10キロにもなり、その負荷を背負いながら走るのです。テキトーに筋トレしてつぶれたから休む、などのレベルではありません。消防士がつぶれたら救助しようとしている人は助からなくなるのです。文字通り、命懸けです。

消防士は、そう言う、本番を想定した筋トレをしています。

目的に合った筋トレを。

消防士の筋トレ。

消防署の前を通る度に、どんなトレーニングをするか覗いてしまいます。ちょうど前の道から見える、消防車を駐車している駐車場でいろいろトレーニングをやっているときがあるのです。

ロープを使ったり、大きな台を使ったりして、人命救助を想定したトレーニングをしています。何時間でも見ていられますが、長い時間じっと見ているのもアレなのでなんとなく通り過ぎますが。(^^;

大切なことは、目的に合った正しい筋トレをすることです。筋肉を付けてかっこよくなりたいのか、スポーツで強くなりたいのか、その目的に合った筋トレをすることが成功への近道です。

ただ、基礎となる筋肉を付けることはすべての目的に共通していることです。まずある程度の基礎となる筋肉をつける、そこから目的に合ったトレーニングをする、と言うことです。

正しい筋トレをすることにより、回り道なく最短距離で、理想の筋肉ボディーの未来を手に入れることができます。

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この記事を書いた人

筋トレマスター カワムラ
筋トレマスター カワムラ

本職はIT系企業の技術系社員ながら、長年の筋トレ経験で理想的な筋トレをマスターする。その経験を活かして、多数の指導経験を持つ、理論派の筋トレトレーナー。身長177cm、体重75kg、体脂肪率9%。ブラジリアン柔術青帯。

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本職はIT系企業の技術系社員ながら、長年の筋トレ経験で理想的な筋トレをマスターする。その経験を活かして、多数の指導経験を持つ、理論派の筋トレトレーナー。身長177cm、体重75kg、体脂肪率9%。ブラジリアン柔術青帯。

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